久々にいい出会いがあった。
いい映画との出会い。
二人の若い男女が異国で知り合うってそれだけで、
何でもできてしまえて、お互いに惹かれあう。
朝になって帰国するまでのたった一夜で
見ず知らずの他人から
生涯忘れられない人になってしまう。
なぜ、人は恋をするんだろう。
ある人に出会って、恋をして、
時間を共にし、体が触れ合うと、
一人でいるときも
その人と過ごしたことが、頭から離れない。
ずっと一緒にいたいと、心から思う。
でも、出会いがどんなにドラマチックでも、
ずっと一緒に過ごしてみると、うまくいくとは限らない。
相手の嫌なところが目に付いて、こんなはずじゃなかったのに、と
嫌いあうようになるかもしれない。
一夜のきれいな思い出として
自分の心にしまっておくほうがいいかもしれない。
感情だけでは、人生は共に過ごせない。
でも、もし明日、自分と好きな人、二人が同時に死んでしまうとしたら?
もし明日、この世が破滅するとわかっていたら?
極端すぎる話だけど、きっと違う行動に出るだろう。
ただ感情の赴くままに、自分が一番したいことをしてその日、または人生を終えるだろう。
みんないつか死ぬけど、みんなそれがいつなのかはわからない。
だから、感情だけでは動けないんだろう。
皮肉な現実。
自分はまだ、感情を優先し、夢を見ていていい年なのだろうか。
そんな非効率的なものは忘れて、堅実に生きなければいけないのだろうか。
きっと年齢制限なんてなくて、正解・不正解もない。
ただ、人生の儚さに感動し、虚しくなった。
‘Killing Me Softly’
mixiの映画のコミュで、官能的だ、エロティックだと度々紹介されてたから借りてみた。題名も怪しくていい感じやしかなり期待作やったけど、感想。ちょっと期待外れ。想像してた官能性とはちがったみたい。
夫と、平凡ながらも穏やかな幸せを手に入れていたはずの主人公だったが、ある日通勤途中に出会った男に本能的に惹かれ、一瞬で恋に落ちてしまった。そして大胆にも出会った日に男の自宅に行き、関係を持ってしまう。主人公は、男の衝動的で激しいセックスに夢中になり、毎日のように男に会いに行くようになっていった。しかし夫と別れた主人公が、いつもの家を訪ねると、中から出てきたのは彼の姉であり、男の自宅が別にあることを知る。夫と別れた主人公は、男と暮らし始め、結婚もするが、その直後から、無言電話やその男の過去のことが書かれた匿名の手紙などが頻繁に届くようになる。そして主人公が男の正体を疑い始め、男の過去の女性に会いに行くと、衝撃の事実が次々と明るみになっていく。恐ろしくなった彼女は、家から逃げ出し警察に事情を話すが聞き入れてもらえず、彼の姉の元へと向かうが…
というようなあらすじ。 ところどころにセックスシーンがあって、主人公の女優さんも胸をさらして激しく動いてるけど、期待してたような、見てるだけでドキドキして何回も繰り返し見てしまうようなシーンはなかった。まぁ、基本はサスペンスやからね。でも主人公の女優さんは超ナイスバディ。細くて幼い顔してるのに、出るとこ出てマス。男は見ててたまらんのやろうなー(笑)
それに相手の男役の俳優も影があって、いい感じ。いかにも人に言えない秘密をたくさん持ってそうな雰囲気。そういうちょっと危険なオーラに、平凡な幸せに内心飽き飽きしたOLがハマるのは良くあるパターンやな。わからんでもないけど、夫かわいそう。それも彼女は違う男のセックスにハマって去っていくんやから、もう男のプライドはズタズタやんな><。
まぁ内容的にはサスペンスのドキドキ感は楽しめたし良かったかな。姉はとんでもない勘違い女やったってこと。どこで勘違いされるかわかりませんな。男女の関係は、たとえ兄弟の間でも微妙で危ういモノ ?いや、ほとんどの場合ありえません。
『17歳のカルテ』
精神病患者が収容される施設に住む女の子・女性たちの物語。 自らの顔を半分焼き、大やけどを負った子、重度の虚言癖の少女、そしてガリガリにやせ細りながらもまだ自分が太っていると思い込んでいる拒食症患者…。主人公は薬物自殺を図ったとして施設に入れられ、そこで患者たちの様子を見て、その異様な光景に当初は拒否反応を示していた。
しかしリサとの出会いをきっかけに主人公は変わっていった。リサは、親から愛されていないという深い悲しみから、衝動的に暴力行動に走り、施設を脱走してはまた事件を起こして施設に逆戻り…ということを何年も繰り返している、非行少女であった。
主人公は、リサと、施設の「仲間」たちと夜な夜な施設を抜け出してつるむうちに、そこに溶け込んでしまっている自分に気づき、愕然とする。そして施設を卒業しようと、本当の意味で自分の心を開き、カウンセラーに自分の思いを話すようになるのだった。
まず注目したのは、主人公の肌と瞳の美しさ。(笑) そして若き日のアンジェリーナ・ジョリー。アンジーは、素じゃないかと思うほど激しい演技で、ご自慢の唇ももうすでにプックリ大きくてびっくり。
でもこれって結構重い題材やと思う。心がどこか破たんしてしまって、毎日薬を服用して、監視がいないと生活できない女の子たちの悲しみや苦しみは計り知れない。誰でもそうやけど、苦しいときに、例えば誰も支えになってくれる人がいなかったり、子どもの扱いがわからない親に育てられた子の何割かは、自分ですべてを背負いこんでしまう。そしてひとりでそれを支えきれなくなった結果、心が折れてしまうんやろう。
その折れてしまった心は簡単に治すことはできない。でも、誰かのあたたかい愛情があったり、自分自身の強い気持ちがまた芽生えれば、少しずつ良くなることは可能なんやと思う。だって本当は、いつまでも施設の子たちと馴れ合い、そこの色に染まってしまうのはよくない。そこでしか生きられないのは、あまりにも悲しいことやから。ラストのシーンで、主人公が心の中でこんなセリフを言っていた。
「きっと外の世界も、間違ったことだらけなんだろうけど、それでも私はそこで生きていたい。」
繊細すぎるがゆえに、他人の過ちや、どうしようもない狂った世の中に吐き気を覚え、逃げ出したいと思うことがある。でも、少なくとも外の世界には自由があるし、たまには楽しいこと・嬉しいことだってあるかもしれない。その可能性をぜんぶ自分で絶ち切ってしまうほど、施設の中だって素晴らしくはないし、世の中だってそんなに腐っていない。
誰でも生きていれば辛いことが起こってしまうけど、全てを自分ひとりのせいにして、背負い込むことはない。それで心が壊れてしまうのはあまりにももったいない。頼れる人がいれば甘えればいいし、カウンセラーに 話をするのもいい。そして自分の大切な人が苦しんでいるときは、大きな愛情で包んであげよう。そうすればすこしでも心を病む人を減らすことができるんじゃないかな。
いま、地元のレンタルDVD屋さんが一ヶ月間限定でセールをしてて、旧作DVDが90円で一週間レンタルできるの!たぶん、もう元は取れてるんやろう(と思う)。だからこの一カ月はここぞとばかりに大量に映画を見てやろうと思ってる。
とりあえずはじめに借りたのは、「きみに読む物語」と、「17歳のカルテ」。
『きみに読む物語』
感動モノとして2,3年前に話題になったんやったかな。普段はあまり感動ストーリーをすすんでは見ないけど 、せっかくの機会やし、普段見ないようなジャンルを選んでみた。
いや、結構好きやったな。若いころのアリーとノアの、四六時中くっついて遊びまわって、それがずっと続いていくと信じて疑わないピュアな感じ♡アリーの笑顔にはまいった。かわいすぎるよ!でも、住む世界が違う二人がうまくいきはずもなく…っていうのに妙に共感してしまって、すごく切なくなった。なんでこんなに愛し合ってるのに、一緒にいられへんのやろうって。でも、何年も経過した後、二人は再会して、ふたりの愛はホンモノやったって確認しあうの。…
その長いラブストーリーを、年老いたノアから聴いて懐かしがるのは、アリー。 でもアリーは認知症で、それが自分と夫であるノアとのストーリーやとは気づかない。物語の最後になってやっと思い出すも、五分もしないうちにまた全てを忘れてしまい、ノアを突き飛ばしてしまう。その時の、”Please…stay with me sweat heart…” っていうノアの台詞はものすごく切なくて胸に響いた。
そしてラストでは、また記憶を取り戻したアリーは、ノアにキスをし、手をつないだままベッドの中でノアと一緒に永眠した。
教訓:
時として、地位や経済力の差を前に、ふたりが愛を貫くことは困難である。
しかしながら、ふたりが、全てを捨てても一緒になると決めたら、もう誰もそれをとめることはできない。
そして、愛は、時として人の病をも治す力がある。
17歳のカルテはまた次回に書こうっと。